スウェーデンの学校では、バンド織りとトラースマッタのクラスを選択し、
最初はバンド織りのクラスを受けました。
バンド織りとは、Found&Madeでも扱っている商品説明のところでも少し説明をしましたが、
スカンジナビア地方の伝統的な織物で、民族衣装に使われるリボンを織るものです。
この学校の近くにあった手工芸店に行って来たときの写真↓
こんな感じでエプロンのリボン部分に使ったりしてたんですね〜
こちらの手工芸店は、工芸品以外にも手芸の為の道具も売っていたり、小さい工芸博物館もありました。
昔使われていた道具はとても凝っていて、木彫りの装飾がすばらしいです!
道具すら芸術的で、職人魂を感じます。
こちらのお店は、レークサンドという駅にあって、こじんまりとした町ですが、至る所に工芸館があったり、小さなお店が並んだり、美しい緑と湖があるかわいらしい町ですぐに気に入りました。
スウェーデンの伝統でもある、夏を祝う大きな夏至祭が行なわれる所としても有名です。
さて、授業の方ですが思っていたよりもハードスケジュールで、みなさんストイックで、朝8時〜夜10時頃まで作業をしていました。
短期間の間に色んな技法を教えていただきましたが、その中でも特に面白かったのが今では珍しくなっている立体的なバンド織り機を使った制作でした。
腰に巻いてやるバンド織りよりも、私はこちらの方が楽でした^^
ただ、場所もとるので気軽にやるには下の写真みたいにどこかに括り付けて織る方が家でやるには適してるかもしれないですね。
ちなみにこれは私が学校で織ってたバンド織りです。
みんなで並んでおしゃべりしながらの作業はとても楽しく、上級者の方は教えながらやってくれました。
色んな国(とはいっても、ヨーロッパの方がほとんど)の方が参加していて、みなさんサマーバケーションを利用しての参加が多かったです。長いバケーションが羨ましい!中には何度も来ている方がいて、リピーターが多いのも印象的でした。
今回の授業中に終わらなかったものは、日本に持ち帰ってから続きを織りました。
場所を選ばずできるのは、このバンド織りの良いところですね。
オランダから来ていたクラスメイトの方にオススメされた、バンド織りの組織図の本をスウェーデンの古本サイトから購入したので、色んな柄にチャレンジしていこうと思います!
Found&Made
サノ